10月は神無月です🌕
2022.10.07
旧暦では10月は「神無月(かんなづき/かみなしづき)」と呼ばれていました。
神々が出雲の国に行ってしまい留守になるという意の
「神なき月」が転訛(てんか)して「神無月」になったといわれています。
一方、神様が集まってくる島根県では
「神在月」(または「神有月」)と呼ばれます。
先日のブログにも書かせていただいていますが、
10月には「十三夜」と呼ばれる日があります😊
「十三夜」とは、旧暦9月13日のお月見のことで、
旧暦8月15日の十五夜のあとに巡ってくる十三夜をさしています。
2022年の十三夜は10月8日(土)です。
「十五夜」のお月見が中国伝来なのに対し、
「十三夜」は日本でうまれた風習です。
栗や豆の収穫祝いでもあるため、別名「栗名月」「豆名月」と呼ばれています。
お月見といえば十五夜が定番ですが、
十三夜は十五夜に次いで美しい月だといわれており、
昔からとても大事にされてきました♪
十五夜か十三夜のどちらか一方しか月見をしないことを
「片見月」「片月見」といい、縁起が悪いとされています💦
また、秋を彩る3つの月見があると言われています。
伝統的な「十五夜」(中秋の名月)、「十三夜」、「十日夜(とおかんや)」
2022年は
十五夜(中秋の名月):2022年9月10日
十三夜:2022年10月8日
十日夜(とおかんや):2022年11月3日
となっております!
「十日夜(とおかんや)」とは、旧暦10月10日に行われていた収穫祭のことをさします。
10月8日(土)に見逃した方は11月にお月見をするのもいかがでしょうか😊
風情を楽しむだけではなく、古来より月と太陽は陰と陽の象徴であり、
月は「お陰さま」の心に通じると考えられてきました。
お月見をしながら感謝の気持ちを持つことも大切に思いました😊